Archive for 9月, 2015

神の平安に生きる

今日のことば

ピリピ4:4-7（新改訳）  いつも主にあって喜びなさい。もう一度言います。喜びなさい。あなたがたの寛容な心を、すべての人に知らせなさい。主は近いのです。何も思い煩わないで、あらゆるばあいに、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。

コメント

私たちを取り巻く状況や境遇をコントロールすることはできませんが、これらの中での私たちの反応をコントロールすることができます。パウロはどんな状況の中にあっても満足して生きることを学んでいると言いました（11節参照）。その秘訣はここにあります。主にあって喜ぶこと、寛容であること、思いわずらいを神にゆだねること、全てにあって感謝すること。これらは私たちの選択であり、決断によります。しかし、このように応答するときに、約束があります。神の平安（安息、満足感）が私たちの心を守ってくれます。

炉心

 

 

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国籍は天にある

今日のことば

ピリピ3:20-21（新改訳） けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。キリストは、万物をご自身に従わせることのできる御力によって、私たちの卑しいからだを、ご自身の栄光のからだと同じ姿に変えてくださるのです。

コメント

私たちの国籍は天にあります。今の一時的で、過ぎゆく人生がすべてではありません。この朽ちている卑しい体はキリストと同じよみがえりの栄光の体に変えられます。新しい天と新しい地でよみがえりの、栄光の体を持って、キリストと共に生きることが永遠の希望です。だから、「うしろのものを忘れ、ひたむきに前のものに向かって進み、キリスト・イエスにおいて上に召してくださる神の栄冠を得るために、目標を目ざして一心に走っているのです」（3：13-14）。

炉心

 

 

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キリストはすべて

今日のことば

ピリピ3:8-9（新改訳） それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることのすばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのためにすべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。それは、私には、キリストを得、また、 キリストの中にある者と認められ、律法による自分の義ではなくて、キリストを信じる信仰による義、すなわち、信仰に基づいて、神から与えられる義を持つことができる、という望みがあるからです。

コメント

パウロにとって、キリストはすべてでした。それは、他に何もなかったからではなく、キリストに比べると、他に何も価値あるもの、生きがいとなるものは無いとわかったからです。真のキリスト者として生きる精神はここにあります。これは、キリストにすべてをゆだね、信頼して生きる信仰によってのみ見出すものです。パウロは前にも言いました「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です」（ピリピ1：21新改訳）。

炉心

 

 

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神の働きと私たちの努め

今日のことば

ピリピ2:12‐13（新共同訳） だから、わたしの愛する人たち、いつも従順であったように、わたしが共にいるときだけでなく、いない今はなおさら従順でいて、恐れおののきつつ自分の救いを達成するように努めなさい。あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。

コメント

主イエスが備えてくださった恵みによる救いは無償であり、私たちはそれを得るために何一つ努力はありません。しかし、その救いの働きが私たちの内に実践するためには私たちの協力が必要です。ペテロはこのように言いました。「だから、あなたがたは、力を尽くして信仰には徳を、徳には知識を、知識には自制を、自制には忍耐を、忍耐には信心を、信心には兄弟愛を、兄弟愛には愛を加えなさい」（2ペテロ1:5-7新共同訳）。でも、この働きと努力も神の恵みの働きであることを決して忘れてはなりません。

炉心

 

 

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キリストと同じ心構えで生きる

今日のことば

ピリピ2:3-5（リビングバイブル） 自己中心的になったり、見栄を張ったりしてはいけません。 謙そんになって、他の人を自分よりもすぐれた者とみなしなさい。身の回りのことばかりに、とらわれるのではなく、他人にも目を向け、その行動にも関心を持ちなさい。私たちに対するキリスト・イエスの態度を、見ならいなさい。

コメント

私たちは本能的に自己中心的な者です。自分のことを顧みなくてもいいということではなく、他の人にも目を向け、顧みることを教えています。その模範は私たちの主イエスの心構えと態度です（6-8節参照）。父なる神の御心に身を完全に委ね、私たちのために命まで捨てるほどに、仕えてくださった。恵みによってキリストの力と助けを受けて同じように生きるべきです。

炉心

 

 

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生きる確信はキリストにある

今日のことば

ピリピ1:29-30（リビングバイブル） あなたがたは、ただキリスト様を信じるだけでなく、キリスト様のために苦しむという特権をも与えられているのです。私たちは、共に戦っているのです。 あなたがたは、先にキリスト様のために苦しんでいる私の姿を見ました。 そして、今なお、激しく大きな戦いの真っただ中にいる私のことを、よく知っているはずです。

コメント

人生の目的は楽にすることではなく、キリストのために生きることです。この人生には苦しみも戦いもつきものです。しかしキリストと共に生きることは生きる確信と力を与えます。だからパウロは言うことができました。「あなたがたの内面に良い働きを始めた神様は、引き続き、必ずそれを恵みのうちに成長させ、やがてキリスト・イエスが帰って来られる日に、ついに完成してくださると、私は堅く信じています」（1：6リビングバイブル）。また、「私にとっては、生きることはキリスト、死ぬこともまた益です」（1：21新改訳）。これこそ人生を生きる確信です。

炉心

 

 

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