今日のことば

1コリント 11:3,11-12 （リビングバイブルJCB）しかし、知っておいてほしいことが一つあります。それは、妻は夫に責任があり、夫はキリストに責任があり、キリストは神に責任がある、ということです。 しかし、神の計画では、男と女は、お互いを必要とし合う存在であることを忘れてはなりません。 なぜなら、最初の女は男から造られたとは言っても、それ以後、男はすべて女から生まれたからです。そして、男も女も神から出ているのです。

コメント

この箇所は当時の文化に根付いているため混乱し、非常に誤解されやすい箇所です。しかしその根底には神の秩序というものがあることに注目しましょう。ライフ・アプリケーション・スタディー・バイブル(Life Application Study Bible) がこの箇所を分かりやすく解き明かしていますので引用します。

（11:2-8）この箇所では結婚や教会においての女性の役割ではなく、礼拝の中での正しい態度と行動に注目しています。パウロがコリントの教会に書き送っていることは当時の文化的背景に基づいた具体性があっても、背後の原則は時や文化を超越するものです：配偶者への尊敬、啓、礼拝においての正しい秩序、人生の全ての焦点は神であること。教会を分裂させたり、ほかの人をつまずかせたりすることをやめて、教会の一致を進めるべきです。こういう意味でパウロは当時の女性たちに覆いをかぶせることは適度であり、こんなちっぽけなことで人々の思いをキリストからそらせるようなことをしないように気を付けるように教えています。

（11:9-11）創造の世界が円満に機能するためには神は権威の秩序を定めました。結婚の中においてもこの権威の秩序はありますが、決して優越性を表すものではありません。神は男も女も平等の存在として創造されましたが、それぞれ互いに特異な、補足的な役割があります。どちらかの性が優越ではありません。結婚の中においてもこの権威の秩序の問題で、一致を損なわせるようなことはあってはなりません。かえって、互いに与えられた特異な賜物を用いて結婚のきずなを強め、神に栄光を現さなければなりません。（Life Application Study Bible　1コリント11:2-11から）

炉心

今日のQT箇所:　1コリント11:2-16
（自分の感想と思いを書いてみましょう。神様との交換日記などにつけましょう。）
リビングライフQTのHP:　
http://japan.cgntv.net/detail.php?number=27&category=1042
http://qt.swim.org/user_dir/japanlife/user_print_web.php

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