いのちのオアシス

5月19日(木)


今日は全体作業はお休みとし、夕方から数名で土曜の炊き出しの為の準備を行いました。

今回は子供達も楽しめるようなことも企画しています。

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夜に作業をしている中で、支援センターより連絡があり、急きょ必要物資をを熊本市内まで届けることに。

九キ災の中には医療チームがあり、いつも現地のニーズに応じた対応をして下さっています。

今回は医療チームからの要請もあり、ミルクや離乳食などを、他の物資とともに届けます。


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今日は本人の了承の元、分かち合いたい事があります。

地震発生当初、現地からの要望で、こちらからおにぎりを沢山届けていました。

そのために沢山の方々にご協力をいただいたのですが、今日はご協力いただいた幼稚園の保護者の方々に、その報告も兼ね、お礼を伝える機会がありました。

被災地の方からの「地震発生後、水やお菓子以外で初めて口にしたのが、あのおにぎりだった。今でもあのおにぎりの味が忘れられないです。」と言うお礼の言葉も伝えました。

すると、ひとりの方が涙をポロポロ流しながら話してくれた事があります。

その方は、東北の震災で被災された経験をもつ方でした。

「私も震災を経験したとき、避難所に届けられたあのおにぎりの味が今でも忘れられないんです。固い芯の残ったおにぎりだったけど、あのおにぎりのありがたみは、本当に忘れられない。」と教えてくださいました。

そして、話を聞いていると、今回の熊本地震の中で、近くにいるのに何もできない自分や様々な周りの声に、葛藤し苦しみ、時には苛立ち、時に悲しみ、時には涙し、そうしてご自分と向き合われる機会だったそうです。

彼女は明かしてくれました。

「私は、避難所を出てここ九州に来る時、避難所に残る人たちに、「ごめんね。本当にごめん。」と言い残して出てきたんです。周りの人たちは謝る事じゃない、行ける人は行くべきだと言ってくれたけど、ずっとその思いがあった。」と。

彼女は溢れる涙を止められず、それでもこの思いを吐き出す事が出来て良かったと言われていました。

そして、最後に 「こんな私でも出来る事は何でもさせてください。」 と言われました。

「もし、弱音や不安を出すことが出来ない人が居るなら、思いを吐き出すことの大切さを忘れずに話を聞いてあげてほしい。」とも言われました。

 

震災が与える被害や影響は、建物だけじゃないんだ、と改めて痛感しました。

 

ですが同時に、その立ちあがる姿に、頼もしくも感じました。

きっと、彼女だからこそ出来る事がある、思いを吐き出せないでいる被災地の方の気持ちを誰よりも察することができる。

近い内に、彼女も共にチームとして支援に行く事があると思います。

 

今日の出会いに心から感謝して、明日への支援につなげていきます。