いのちのオアシス

6月1日(水)


今日は、ジョン・プリティキンさんが来熊され、熊本市内のYMCAにて講演をしてくださいました。

ジョン・プリティキンさんは、2009年版のギネスブックに名前が登録されている方で、フライパンを素手で巻き寿司のように巻いて筒にしてしまうという怪力の持ち主です。
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講演ではまず彼の怪力ぶりを示すパフォーマンスがありました。
下の写真のバットは、メジャーリーグでも使用されている、硬いものです。

またその横にあるのは、小さく丸められたフライパンです・・・!!

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フライパンやバットが本物かどうかを確認するために生徒が数人が呼ばれたり、鉄の棒ごと持ち上げて回転させるために女子生徒が呼ばれたり、パフォーマンスは大いに盛り上がりました。

そんな中、プリティキンさんが語り始めます。
笑いに溢れていた教室が一気に静まり、みんなが彼の話に聞き入っていました。

幼い頃から障害を持ち、読み書きが上手にできなかった少年の話です。
6歳の頃から学校で「いじめ」を受け続け、ある教師からは「何もできない生徒」と罵倒され、誰にも助けてもらえない状況にずっと苦しみ続けました。
しかし、高校時代に出会ったある先生は、それまで彼が出会ってきた多くの人のように、彼をさげすむような言葉を掛けることなく彼と向き合い丁寧に指導をし、少年は大学進学まで果たすことができました。
「君を誇りに思う」という言葉もその先生に掛けてもらえ、少年は自分に自信を持てるようになったそうです。

そして、その「ある少年」が実はプリティキンさんご本人のことであることが明かされ、
「今、つらい思いをしている人、表面上は明るく振る舞っているけど、内面にはつらいことを抱えている人、私よりもつらい体験をしている人。
私はそのつらさに寄り添います。
でもあなたは特別な人です。皆さんは一人ひとりが特別な存在です。
だから絶対に諦めないでください」と語られました。

中には涙を流しながら、聞いている生徒もいました。

プリティキンさんは、このような自らの経験を伝えることで、生徒たちを励まし、勇気付け、人生が変わるきっかけを与え続けられています。

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機会があれば、また熊本へ訪れたいともおっしゃってくださっていました。

本当にすばらしい講演をありがとうございました。

 

九キ災では、このように物理的ニーズを満たすだけではなく、心のケアを含めた広い範囲での支援をこれからも行っていきます。

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