7月22日（金）

今日は、熊本市東区へがれき撤去に行きました。

依頼者は私たちを初め、少し警戒されていたようでした。

ボランティアと言えど、見ず知らずの人たちが敷地内に入るのですから、警戒されるの当然なのです。

初めてお会いした時は、声が震えておられ、私たちもすぐに作業には入らず、少しお話を伺うことにしました。

話を聞いているうちに、「とにかく怖かったんです」と地震のときの様子などを、涙ながらに話してくださり、少しずつ心を開き始めてくださいました。

それから、作業内容を確認し、作業に入りました。

家の周りに瓦礫が落ちていますが、砕けていたり、地面に突き刺さっていたりして、ただ拾うだけではなく、抜き取ることが必要であり、いつもより時間がかかりました。

ここでも分別をして、作業を行います。

全部で60袋くらいの量を撤去することができました。

帰るころには、依頼者の方も安心した表情を見せてくださり、何度もお礼を言ってくださいました。

私たちは、これからも被災された方々の心と声に寄り添って、支援していきたいと思います。